TOEFLの問題を解いた後すぐに答え合わせをしていませんか。
そのやり方だとたくさんの学びの機会を失うことになり、すごくもったいないんです。
ここでは、問題を解いた後の学びの質を上げる学習方法をシェアします!
次回、TOEFLの問題集を使ってTOEFL ITPの文法セクション(Section 2)を解くときには、下記の学習方法を是非試してみてください。
TOEFL文法セクションから最大限の学びを手に入れる学習法
文法セクションを解く前の事前準備
[重要!] 問題を解く前に、ノートにこのような線を引いておきましょう。
問題番号 | 1回目に選んだ答え | 2度目に選んだ答え | 文法書や辞書などを使って、わからない問題について調べたことを書く。 | 間違った問題の分析 |
1 | ||||
2 | ||||
3 |
[これも重要!] 解いた後すぐに答えを見て〇付けをしないでください。
文法問題を最大限の学びにつなげる勉強の仕方
- 40問を制限時間の25分以内で解きます。(制限時間内に40問全てを解き終わらなかったら、最後まで解いた後で、25分+何分かかったかを記録します。)
- 答え合わせの前に、次の質問に答えてください。
-
- 時間内にすべての問題を解き終わりましたか。(全問解けなかった人は、何問残りましたか。)
- 空所完成問題と誤所指摘問題とでは、どちらの方が簡単だと感じましたか。
- 各々の問題タイプで、
・しっかりと根拠を持って答えを選べたのは、何番くらいまでですか。
・難しすぎて、感覚を頼りに答えを選び始めたのは何番くらいからですか。
3. ここで、文法書や辞書などを使ってわからなかったところを調べ、もう一度答えを選びましょう。(この答えは、2度目に選んだ答えの欄に記入します。)
4. この作業が終わってはじめて答え合わせをします。
5. 最後に、間違った問題に関して、何が理解できなかったから間違ったのかを分析して、最後の欄にメモをしておきます。
この欄があなたの弱点を特定・補強するのに、とっても役に立ちます!
人間は誰でも何かができれば嬉しい気持ちになりますが、「できなかった」ことにがっかりする必要はありません。
- どこが難しかったのかを分析して、その項目の復習をしましょう。
- 時間を見つけて、繰り返しノートの見直しを行い、よく間違う項目を気に掛けるようにします。(意識することがとても大切です。)
- そして、同じような問題を次に解くときには、以前より文構造や語法が見えるようになった成長を感じてください。
- これを地道に繰り返すことが、より深い理解へと導いてくれます。
スコアの壁を越えて、次のレベルに行きましょう!
この学習法に慣れるまで、少し大変かもしれませんが、これを続けていけば、文法が得意分野に変わりますよ。
文法が理解できるようになると、リーディングにもリスニングにも好影響が現れ始めます。
その日を楽しみに、文法と仲良しになってください!
私の経験上、文法を一人で勉強しても何がなんだかわからない学生は、文法の神様のような友達を見つけて教えてもらうと文法の理解が深まっていきます。そして、教える側の学生は文法の理解が深まって、より高得点が取れるようになります。まさに、Win-Winの関係ですね。
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